<子どもの未来>都内で急増!すごい“ボール遊び”

子育てや教育、健康まで『子どもの未来』をあらゆる角度から深堀りする特集コーナーです。今回は、ユニークな「ボール遊び」で子どもの運動能力を高める、ドイツ生まれの運動教室に注目しました。世界11カ国、そして東京都内でもこの2年間で急増しているという教室で、どのようなボール遊びをしているのか取材しました。

 「バルシューレ」は、投げる・蹴る・捕るなど120を超えるボール遊びで運動能力の向上を目指すドイツ生まれのボール遊び教室です。2年前に創立した高田馬場校をはじめ、現在では都内22カ所に教室が開かれています。バルシューレはドイツ最古のハイデルベルク大学の幼児研究チームによって作られたプログラムで、ドイツのプロサッカーリーグ・ブンデスリーガの強豪チームも子ども向けにバルシューレを導入しているということです。

 「楽しみながら鍛えられる」プログラムを実現させているのが「とにかく褒める」ということです。講師は子どもたちを常に褒め倒します。褒めることで、失敗を恐れないチャレンジ精神を養わせます。

 また、子どもたちの自主性を重んじるのも、この教室の特長です。対戦形式の運動では作戦会議の時間を設け、子どもに戦術を考えさせ、行動させます。基本的に講師はルールの説明や手本を見せるだけで、どのようにやればうまくできるか指導しません。子どもたちの自由な発想を大事にすることで、運動能力だけでなくコミュニケーション能力を育むことが狙いです。

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